ポスト鳩山に菅氏浮上、小沢氏の意向焦点に(読売新聞)

 鳩山首相(民主党代表)が2日に退陣表明したことを受け、民主党は直ちに後継を選ぶ代表選の準備に入る。

 後継代表には、菅副総理・財務相らの名が取りざたされている。党内では小沢幹事長を支持する「小沢グループ」が最大勢力だけに、後継代表選びでは、小沢氏が誰を支援するかがカギとなりそうだ。後継には菅氏のほか、前原国土交通相、岡田外相、原口総務相、仙谷国家戦略相らの名前が挙がっている。

 後継代表に菅氏を推す声が出ているのは、1996年の旧民主党結党時に鳩山首相とともに代表に就いて以来、首相との「2枚看板」で党を引っ張ってきたリーダーで、「副総理という立場上、最もスムーズに政権を継承できる」(政府関係者)と見られているためだ。

 その一方で、政権交代後に務めた国家戦略相、財務相として目立った実績に乏しいとの指摘のほか、一部には「副総理として鳩山首相を支えきれなかった」という批判もあり、「菅首相」には異論も出ている。

 前原氏は、世論調査の「次の首相にしたい政治家」の質問で上位に入ることが多い。小沢氏と距離を置く姿勢や歯に衣(きぬ)着せぬ発言が、党内の「反小沢」「非小沢」の議員を中心に高く評価されている。

 ただ、党代表を務めていた2006年に「偽メール問題」で対応を誤り、引責辞任したほか、国土交通相としても、群馬県の八ッ場ダム建設の中止を一方的に宣言して混乱を招くなど、政治手法には疑問の声もある。また、沖縄相として、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で政府が迷走した責任を問う声も出ている。

 岡田氏も党代表経験者で、堅実でまじめな人柄には定評がある。党内でも「カネを巡る不祥事で鳩山首相がつまずいた後だけに、クリーンなイメージのある岡田氏が適任」との声がある。

 しかし、前原氏と同様、普天間問題で日米の信頼関係を揺るがしたことから、その責任を追及する向きもある。

 原口氏はテレビ出演などで知名度が高く、「選挙の顔」として期待する声が一部にある。仙谷氏はベテランとしての豊かな政治経験を評価する声が出ている。

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